CHO-K1細胞

・CHO-K1細胞の高度化
 〜 血清培地から完全合成培地へ(アダプテーション)

 CHO-S細胞

 〜 無血清培地から完全合成培地へ(アダプテーション)


培地選びのコツ

無血清培地(Serum-free Medium)
 無血清培地は、お客様の革新的で最先端な研究成果の創出に貢献します。血清培地では困難であった高い増殖性能や生産性、正確な細胞機能の評価、優れた細胞反応性やシグナル検出などを可能にします。
 先進技術による新しい無血清培地は、今までの旧来技術で作った無血清培地とは異なり、これまでの常識を超えて、血清培地では抑制されていた細胞のポテンシャルを引き出して、私たちに、細胞の持つ能力を気づかせてくれます。

無血清培地を選ぶためのポイント
 お客様の革新的で最先端な研究成果の達成のために、無血清培地の選択でおさえてほしい3つのポイントがあります。
① 細胞を播種してスムーズな立ち上がりと高い細胞密度に到達できること。
② 細胞増殖期や継代培養時に高い生存率が維持できること。
③ 無血清培地への馴化後に細胞の増殖率や生存率が向上できること。
 しっかりと培養しているにもかかわらず、細胞の増殖率が向上しなかったり生存率が低下する場合は、今使っている無血清培地を見直す必要があるかもしれません。今までの無血清培地に関する間違った情報(これが無血清培地の性能だから仕方ない、、、など)にとらわれずに、スムーズな継代培養や高い増殖率/生存率を実施できる無血清培地の選択が重要です。
 また、モノクローナル抗体等のタンパク質やワクチン用ウイルス等を細胞によって生産する際には、タンパク質を含まない(または低タンパク質の)無血清培地を選択されることをオススメします。できる限りタンパク質のような高分子を除く手法は、培養後の精製ステップをより容易に高い精製度で進めることができます。

無血清培地の研究開発
 当社では、「細胞機能と培地組成の相関」を見出す新しいアイデア・手法で、お客様が求める「より良い性能・より良い品質・より良い価格」を実現する「日本の無血清培地」を提供しています。
 
当社培地は細胞の良好な状態と高い機能発現に貢献します。
(1)増殖率の向上;細胞の増殖能がより高いレベルに到達します。
(2)生存率の向上;継代培養時やコンフルエント時の生存率低下を抑えます。
(3)生産性の向上;一過性発現や安定発現において高い生産性を示します。
(4)健康状態の向上;増殖能/生存率の低下や肥大化等の病的な状態から細胞を守ります。

Gmep株式会社

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