Chemically Defined Media (Fibroblast Hybridoma Myeloma)
ハイブリドーマ&ミエローマ(モノクローナル抗体生産)
HY200培地 (CD medium), 液体 or 粉末
For hybridomas and myelomas
HY200培地は、ハイブリドーマやミエローマのためにデザインされた、化学的に成分が明らかな完全合成培地(無血清培地)です。血清培地から無血清培地にダイレクトに移行して、血清タンパク質を含まない状態で抗体の生産培養が可能です。
HY200培地には、タンパク質や抗生物質、加水分解物、動物成分、ヒト由来成分、高分子、フェノールレッドを含まず、ロット間の均一性を高めた培地です。このため、モノクローナル抗体の精製ステップをより容易に進めることができます。また、コレステロール要求性のミエローマ(例;NS0細胞)を培養する際には、細胞培養用コレステロールを添加することで、ご利用できます。
Fig. 1)Growth rate of mouse hybridomas in HY200 medium or commercial media.
血清培地(IMDM with 10% FBS)で継代培養したマウス由来ハイブリドーマ(9E10細胞)を、ダイレクトに、HY200培地(5 mL with 4 mM Gln)、市販培地(5 mL with 4 mM Gln)、IMDM with 10% FBS(5 mL)を加えたT25フラスコに播種して、以下の条件で静置培養した。
< Conditions >
(1) 播種細胞密度:2.0 x 10e5 cells/mL (2) 培養温度:37℃ (3) 炭酸ガス濃度:5%
Fig. 2)Growth rate of rat hybridomas in HY200 medium or commercial media.
血清培地(IMDM with 10% FBS)で継代培養したラット由来ハイブリドーマ(BF11細胞)を、ダイレクトに、HY200培地(5 mL with 4 mM Gln)、市販培地(5 mL with 4 mM Gln)、IMDM with 10% FBS(5 mL)を加えたT25フラスコに播種して、以下の条件で静置培養した。
< Conditions >
(1) 播種細胞密度:2.0 x 10e5 cells/mL (2) 培養温度:37℃ (3) 炭酸ガス濃度:5%
Fig. 3)Growth rate of mouse hybridomas adapted in serum-free medium.
無血清培地(当社;HY300)で100日間 アダプテーション培養したマウス由来ハイブリドーマ(9E10細胞)を、HY200培地(5 mL with 4 mM Gln)、市販培地(5 mL with 4 mM Gln)を加えたT25フラスコに播種して、以下の条件で静置培養した。
< Conditions >
(1) 播種細胞密度:2.0 x 10e5 cells/mL (2) 培養温度:37℃ (3) 炭酸ガス濃度:5%
Fig. 4)Growth rate of rat hybridomas adapted in serum-free medium.
無血清培地(当社;HY300)で100日間 アダプテーション培養したラット由来ハイブリドーマ(BF11細胞)を、HY200培地(5 mL with 4 mM Gln)、市販培地(5 mL with 4 mM Gln)を加えたT25フラスコに播種して、以下の条件で静置培養した。
< Conditions >
(1) 播種細胞密度:2.0 x 10e5 cells/mL (2) 培養温度:37℃ (3) 炭酸ガス濃度:5%
Fig. 5)Growth rate of mouse myelomas in HY200 medium or commercial media.
マウスミエローマ(NS0細胞/コレステロール依存性)を、HY200培地(5 mL with 4 mM Gln)、市販培地(5 mL with 4 mM Gln)、IMDM with 10% FBS(5 mL)を加えたT25フラスコに播種して、以下の条件で静置培養した。
< Conditions >
(1) 播種細胞密度:2.0 x 10e5 cells/mL (2) 培養温度:37℃ (3) 炭酸ガス濃度:5% (4) コレステロール溶液の添加:SyntheChol NS0 Supplement (Sigma社) = 1/2,500 希釈
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